マイクロスコープを使用した精密治療の重要性
「マイクロスコープ」とは治療や手術に用いる顕微鏡で、約20倍にまで拡大して見ることができます。以前は、肉眼では見づらい細部の治療も、経験や勘に頼って行うしかありませんでした。マイクロスコープを導入したことで精密な診断が可能になり、治療を正確にできるようになったほか、歯質の削除や神経の抜去も最小限に抑え、歯とお口にやさしい診療を実現できています。
マイクロスコープを使うことで可能になること
マイクロスコープを使用する治療のメインとなるのは根管治療ですが、肉眼では見えにくいものも見えるようになるため、他のたくさんの治療に役立てることができます。
例えば、肉眼では確認できないような小さな虫歯を早期に発見することが可能であったり、クラウンやインレーなどの仕上げが綺麗にすることもできます。また、歯根や歯肉を傷つけずに歯石を除去できたり、小さな歯の傷も発見することができます。
マイクロスコープの使用時と通常の見え方の比較
マイクロスコープ(3.4倍)
マイクロスコープ(8.5倍)
マイクロスコープ(13.5倍)
マイクロスコープ(21.6倍)
マイクロスコープ治療のメリットとデメリット
メリット
- 治療の精度を上げることができる
- 歯を削る量を抑えることができる
- 撮影した動画を使用して、患者様へ治療の解説をすることが可能
デメリット
- 内容によっては保険適用外となるため費用がかかる場合がある
マイクロスコープを使った治療の様子
マイクロスコープを使うことで実際どのように見えるのか歯科医師目線でご覧いただけます。
患者さまのためにベストを尽くす
私たちは、全国に先駆けてマイクロスコープを導入しました。その理由は、せっかく当院に足を運んでくださる患者さまに、できる限り質の高い治療を提供したいから。マイクロスコープを用いると肉眼と比べて格段に良く見えるようになる。だからこそ、治療する医師の腕が問われます。私たちは常に最新技術を学び、技能を磨き続け、患者さまの笑顔のためにベストを尽くします。